猪目窓

猪目窓
Inome-Window

当院の客殿(則天の間)には猪目窓という窓がございます。猪目(いのめ)とは、ハート型であり古来から伝わる日本伝統文様の一つです。
約1400年前からお寺や神社などの建築装飾としていたるところに使用されており、災いを除き、福を招く意が込められています。
また茶室などには猪目の文様を窓に装飾し、猪目窓と呼ばれ使用されております。当院がある宇治田原町も、緑茶発祥の地としてお茶のまちであることから、この客殿にてお茶会も催しております。

当院の猪目窓は、四季によって色が変化し季節の移ろいが楽しめます。

春は桜のピンク

春は桜のピンク

夜桜

夜桜

夏は新緑の緑

新緑

秋は紅葉の赤

紅葉

冬は雪の白

冬

また時間帯によっては、日が差すことによって猪目の影ができます。このことを「幸せのおかげ」といわれています。

幸せのおかげ

客殿近くには川が流れ、風の音や鳥の声が聞こえ緑が多く、猪目窓を通し五感で自然を感じることができます。その中で私たちも自然の一部ということに気づき、我や時間を忘れる間であることから、則天去私の一言から「則天の間」と名付けられています。